喉の奥に『できもの』発見!!!Σ(回ェ回ノ)ノ

皆様、ご機嫌いかがですか?
私はといえば、1ヶ月前から痛む首と共に毎日を過ごしております。
今回は、たくましい想像力と心配性な性格に悩まされたというお話致しましょう・・・。


 前日、Aさんは怠惰な休日を過ごしておりました。テレビを見ていると『小堺さん』がテレビに復帰しており、「喉頭癌からの生還かぁ。おめでとぅ。」と感情のこもってなさそうな祝辞を心の中で述べ、速攻で番組を変えたのでございます。
 その日の夜、なにやら喉に痒みと違和感を覚えました。なにげなく喉の奥を鏡でのぞいてみると、そこには直径1cm程のできものが見えました。ふと『小堺さん』の顔がよぎり、そして『喉・頭・癌』この3文字が頭にこびり憑いてしまったのでございます。
 日が変わり、Aさんは無事に目を覚ましました。朝一番で鏡の中の『できもの』を再確認し、Aさんはお母様に病院に行くことを宣言致しました。朝っぱらから一人で大きな口をあけている様子はまさしく『おかしな子』に見えたに違いありません。加えて「漢方内科に行こうか、内科に行こうか、耳鼻咽喉科に行こうか」と真剣な眼差しでぶつぶつと独り言を唱えている我が子・・・。お母様は痛々しいものを見るような目つきで我が子を見送ったのでございます。
 Aさんが悩んだ挙句に選んだ病院は、西洋医学を推奨する内科でした。『癌』かもしれないと思い込んでいるAさんは「東洋医学では治るわけがない」と考えたのでしょう。診察の結果、お医者様には「ただの炎症でしょう。でも何か別な原因がないとも限らないから血液検査はしておきましょう。」とのお言葉と炎症止めのお薬を頂いたのです。
 ―他の原因??やっぱり・・・癌・・・??―
 Aさんにとっては仕事どころではありませんが、お客様には全く持って関係のない話でございます。何とか不安を打ち消し、お客様に(おそらく)満足して帰って頂き、Aさん自身も家路に着いたそうでございます。
 「何も考えずに寝よう!!」と心に決め床に就いたものの、眠れるはずがありません。空想の世界の中でAさんは、昨年癌で亡くなったお父様との再会を果たしました。夜中の3時に思い余ってPCを立ち上げ、IさんがONしているのを良いことに、不安をぶちまけました。寝起きだと語った彼女にはかなり迷惑であったに違いありませんが、快く受け入れて頂いたということです。激白をしたAさんは、その後あっさりと熟睡したのでございました。
 「その次の日の目覚めは最近ではありえないくらいすっきりしていた」とAさんは語っております。前日までの不安はさて置き、「どうにかなるさぁ」と毎日鏡の前で大口を開けているということです。
 めでたし、めでたし。


追伸、ご迷惑をおかけしたイブさんにはお詫びと共に、深く御礼申し上げます。